SDGsへの取り組み

私たちが出来ること

昭和51 年創業の原田食品の前職は、鉄工所です。そのキャリアを活かして、製造機械を作り、生ぎょうざの製造業が始まりました。
今でも、その当時の機械が、現場で動いています。
そして、年間通じて21℃に保たれた工場の中で、生ぎょうざを作り続けています。
スタッフは創業当時から働くスタッフ3 名や地元の主婦たちです。

食品ロスは世界的な社会問題です。我々も食品メーカーとして問題解決に取り組むことが社会的責任です。
餃子の羽根折れや形崩れしたものは、お客様にご説明して工場直売会などで販売しています。
工程の中で、キャベツのロスがあるのですが、絵の具に加工されたり、地域の農家さんへ供給して鶏のエサや肥料になっています。

交野市にある弊社は、地元北河内の産品を中心に新鮮な食材を使用し生ぎょうざを製造しております。
その季節に採れた、おいしい地域の食材を使用する。
採れなければ作らない。
それが交野はらだやのポリシーです。

原田食品では、食品ロスを無くすため様々な活動に取り組んでいます。
その1つにスープ餃子を考えました。


弊社では毎日、餃子を製造しています。その製造過程で毎日餃子の餡だけが少しずつ残ります。

 

そのため、残った餡を使ってスープにしました。
餡をベースにしているため、とっても栄養満点でとっても美味しいのです。

 

SDGSとして取り組む中できたスープ餃子、様々な市場にご提案を目指しています。
原田食品のスープ餃子は、旨味調味料・保存料 無添加なので赤ちゃんの離乳食、高齢者の介護食にもご利用いただけます。

 

ご利用のシチュエーションにあわせて、とろみの増減、彩に人参などのお野菜を追加したり、春雨などの食感を入れることなど多種多様に変化することも可能です。

スープ餃子

冷凍:賞味期限 冷凍180日(使用する食材によって異なる)
仕様資材:真空パック(ビニール)、カップ、その他
大きさ:100~1,500ml/袋
最低ロット数(製造数):200~2,000袋

「食品ロスの影響」

“食品ロス”とは、本来まだ食べられるものを、賞味期限や形崩れなどを理由に廃棄してしまうことを意味します。原田食品では創業以来「生ぎょうざ」であること、また子供達が安心して食べられる食材を使用すること、この2つにこだわっており、そのためなるべく保存料などの添加物を入れないよう原材料を選定して製造しています。


そのため冷蔵の場合、消費期限が製造日から4日と短いのです。

 

それに加えて、昨今の食品ロス問題が小売店などで導入されてから、小売店からの「生ぎょうざ」の注文数が激減しており、現在ではピーク時の4分の1まで落ち込んでいます。

元々、日本の食品業界には“3分の1ルール”という商習慣があり、製造元から小売店に商品が届くまでの「納品期限」、小売店から消費者の手に渡るまでの「販売期限」と、最後は消費者が食べる期間として「賞味期限」設定されており、製造されてから賞味期限に至るまでの品質保持期間を3分割して計算し、それぞれの期限を過ぎてしまうと廃棄扱いになってしまうというルールがある中で、更に食品ロス対策として原田食品の生ぎょうざは、生きにくい環境にいます。

 

身体に優しいものにすればするほど、生ぎょうざが食べるものとして排他的なものなっているようで、食品メーカーとして苦々しい気持ちです。

 

しかし、食品ロスは世界的な社会問題です。我々も食品メーカーとして問題解決に取り組むことが社会的責任です。
餃子の羽根折れや形崩れしたものは、お客様にご説明して工場直売会などで販売しています。

また、リニューアルした「旨味調味料・保存料 無添加」の交野はらだや生ぎょうざは、冷凍することで賞味期限を3ヶ月にすることができました。

 

勤続30年以上の母たち(約10名の女性 生ぎょうざ職人)が「孫には変なものを食べさせたくない」と一つ一つ丁寧に、愛情込めて、心身共に優しい餃子が生まれています。

 

今後も、我々ができる食品ロス問題やSDGSも考えた、地球に優しい社会に母たちと共に積極的に取り組んで参りたいと思います。